30代・40代からのエイジング対策に必要なもの

エイジング対策は早いに越したことはありませんが、なんと言っても忙しい女性たち。気付いたら30代・40代…と年齢を重ねていることもあるでしょう。今からじゃ遅いかも…と思わないで!まずはじっくり自分を見つめてみてはどうでしょう。

30代で意識すること

これまで特に意識をしてこなかった場合、お肌の老化はすでに始まっています。くすみやシミ、しわなどがそうです。乾燥も気になるようになってくるでしょう。そうなったら放っておかずに、保湿に心がけ、スキンケアの見直しのタイミングかもしれません。
しなびたリンゴを肌に例えている

老化の原因には「酸化」と「糖化」があります。

酸化は、紫外線やストレスなどから作られる活性酸素によって起こるもので、細胞が攻撃されて老化を促進します。
酸化に関しては、抗酸化作用のあるポリフェノールの摂取、有酸素運動など打つ手はいくらでもあります。

糖化は、体の中のタンパク質と糖が結びついて起こるもの。しつこい肌のくすみは、なんと糖化が原因の一つとも言われています。コラーゲンや角質そのものが糖化すると黄色っぽく変色を起こすのです。卵焼きに砂糖を入れると焦げやすいのは、焼いた時、糖が卵のタンパク質と結びつくことが原因だそうです。これは例えですが、お肌にも同じような現象が時間をかけて起きていると考えてください。他に、肌のたるみや血糖値の上昇など健康面にも影響します。

糖化をストップさせるには、食物繊維や大豆が効果的とされています。これらを一度に摂取可能な「きな粉」は、食べる、飲むなどが手軽に出来ていいですね。










40代で特に意識すること

40代から意識すること40代になると、想像以上に変化するお年頃でもあります。乾燥によるしわやしっかりと浮き出るシミ、弾力もなくなりくすみがち…よくないことばかりが目立ちます。これも仕方のないことです。コラーゲンや角質層のセラミドなどが大幅に減少し、保湿する力が落ちることで乾燥が進みます。おまけにホルモンバランスが崩れやすい傾向にもあるので、毎日のスキンケアそのものが肌への負担になりかねません。肌への負担を軽くするために、スペシャルケアを塗り重ねるのではなく、とにかく保湿を重視しつつ出来るだけシンプルなスキンケアを心がけることをおすすめします。化粧品をシンプルにしたら、それをお肌にしっかり浸透する時間と手間をかけると、もっと効果的です。手のひらで温めてから塗ったり、乾燥が気になる部分には重点的に重ね塗りをしたりなど、お肌に浸透させることを意識しましょう。

ホルモンのバランスが崩れると、お肌の調子も不安定になり刺激にも弱くなることから、こうした丁寧なスキンケアへ変えていく必要があるのです。

気付いた時がエイジング対策の始まりであると考え、10年後の肌に思いを馳せながらスキンケアを楽しんでくださいね。