成分を比較してみよう!

比較
安全性を確かめるため、まずは〝塗る日焼け止め〟と〝飲む日焼け止め〟(P.O.L.C.)の成分を比較してみることにしましょう。ちなみに成分表に記載される成分はその割合が多いものから順番に記載されているため、それぞれ上位の成分10種類を取り出してみることにします。

塗る日焼け止めの成分

水、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、エタノール、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸Na、クロスポリマー、安息香酸アルキル、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、ジメチコン・・・(略)全部で30以上の成分で出来ています。

飲む日焼け止めP.O.L.C.の成分は

シトラス果実及びローズマリー葉エキス、粉末混合物(コラーゲンペプチド、N-アセチルグルコサミン)、混合ハーブエキス、オリーブ葉抽出物、デキストリン、コラーゲンペプチド、ザクロエキスパウダー、トマトパウダー、マリーゴールド抽出物、クチナシ・・・(略)全部で15種類程度の成分で出来ています。




飲む日焼け止めはサプリメントである!

上記の成分を見て分かることは、飲む日焼け止めの成分のほとんどが天然成分で出来ているということです。カプセルの形状をしているので〝薬〟としての効果を想像しがちですが、実際には〝サプリメント〟に近いといえるでしょう。商品としてのカテゴリも薬ではなく、食品として登録されており、名称の欄には〝シトラス果実及びローズマリー葉エキス含有食品〟と明記されています。

飲む日焼け止めに共通の作用とは

ヘリオケア、ビリジアン、noUV…色々な種類の〝飲む日焼け止め〟全てに共通しているのが、主成分に植物由来の成分を使用しているということ、そしてその成分が〝高い抗酸化作用〟を持っているということです。日焼けの主な原因は細胞の酸化であることから、抗酸化作用の強い成分を摂取することで細胞の酸化を抑え、メラニンの生成を抑制することで日焼けを防止するというものです。また、植物由来の天然色素を配合することで、肌や目に入る紫外線をブロックし、紫外線から細胞を守る働きがあるとされています。

P.O.L.C.の副作用は?

カニとエビ
成分はほとんどが植物由来なので副作用の可能性はきわめて低いとされますが、原材料の一部に〝カニ・エビ・ゼラチン〟の成分を使用しているため、アレルギーがある人は注意が必要です。