乳酸菌×コウジ酸で美白

コウジ酸が多く含まれる発酵食品には、コウジ菌の他に、乳酸菌が多く含まれているという特徴があります。乳酸菌には動物性の乳酸菌、植物性の乳酸菌の2種類があり、コウジ菌と同様、植物性の原料を培地として増えるのが植物性の乳酸菌です。

乳酸菌によって期待できる美白効果は次のようなものがあります。

老廃物をためこまない肌に
乳酸菌はコレステロール値を下げる働きがあることから、血液の流れをスムーズにし、細胞内の老廃物の排出機能を高めることで、細胞の機能を活性化させます
肌の酸化を防ぐ
乳酸菌にはメラニンの生成、メラニンの褐色化の原因となるフリーラジカルを発生を抑制する作用があるため、抗酸化物質を摂取することで得られる美白効果とお同様の効果が得られると考えられます。







化粧品の場合

日焼け対策に
日焼けは紫外線による肌の酸化反応によるものです。コウジ酸には酸化を防ぐ抗酸化効果があることから、紫外線を浴びる前に摂取することによって、肌細胞に活性酸素(フリーラジカル)を発生させるのを防ぎ、シミや日焼けを予防します。
色素沈着に
色素沈着の原因は、メラニンの過剰生成が原因となって起こることから、メラニンの生成に必要となる銅イオンを取り除く働きのあるコウジ酸を肌に浸透させることで新たなメラニン生成をなくします。メラニンの生成は紫外線を浴びた後も続くため、色素沈着の解消はコウジ酸の継続した摂取が効果的です。

肌色アップに

肌トーンが落ちた、黄色っぽくなったと感じる場合には、肌糖化を解消するコウジ酸を摂取することで肌色をアップする効果が期待できます。

美肌へ

肌に合わせた美容成分を組み合わせる

化粧品を選ぶ際には自分の肌の性質にあったものを選ぶと効果的です。コウジ酸は美白成分として美白系化粧水などに多く配合されていますが、そのほかにも肌の老化を防ぐアスタキサンチンや保湿成分のスクワラン、肌のターンオーバーを促進するレチノールなど、様々な成分があり、自分の肌にあった成分を組み合わせている化粧品を選ぶことで効果を実感しやすくなるでしょう。
また、一般的な化粧品には多くの添加物も使われていますが、大手の化粧品メーカーでも敏感肌や肌の弱い人、自然派志向の人向けに添加物のすくない化粧品のシリーズ(SHISEIDO d-program)、天然素材を使った化粧品のシリーズ(KOSE Awake)なども販売されています。
コウジ酸を含んでいる安価な化粧水も販売されているため、自分流にブレンドするという方法もあります。
SHISEIDO d-programKOSE Awake