セラミド

肌バリアを強化して紫外線ダメージを受けにくくする

米セラミドは肌の表面、角質層を作る成分で、肌内部を保護し外からのダメージから肌を守る役割をしている成分です。
例えるなら肌の表面をラッピングするような役割といえるでしょう。このセラミドが失われると、肌の表面のラップにたくさん穴が空いているような状態になってしまい、肌の水分がうしなわれたり、紫外線による内部へのダメージを受けやすくなったりすることでメラニンの生成が多くなり、シミ・そばかすなどが発生しやすくなります。
カモミラと合わせて摂取することで肌のバリア機能を強化して紫外線ダメージを受けにくくし、さらに紫外線によって生成されるメラニン量をコントロールすることで美白効果を高めることができるでしょう。
セラミドを摂取する方法としてはセラミドを多く含有する食品(米 / 小麦 / トウモロコシ / こんにゃくetc)の他、サプリメントなどからも効率的に摂取することができます。







抗酸化物質

細胞の酸化を食い止める
ベニバナ油やごま油などのビタミンEを多く含む植物性油脂や、βカロテン、リコピン、ポリフェノールなどの野菜に含まれる色素成分なども抗酸化物質として肌の酸化を還元(抗酸化)し、美白を助ける効果があります。細胞の酸化は紫外線によるものだけでなく、タバコや食品添加物、排気ガスや日常のストレスなどによっても起こるものとされ、酸化を還元できない状態が続くことによって肌だけでなく生活習慣病の発症につながるとも言われています。
美白効果を助けるには抗酸化作用のある食べ物を積極的に摂取することが大切です。

肌の代謝をアップする

ターンオーバーを促進
シミやくすみなどの色素沈着は肌の代謝を高め、古い細胞を排出し新しい細胞に作り替える働きを促進することでも解消することができます。代謝を高めるにはビタミンB2の摂取が効果的で、ビタミンB2を多く含む食品としてはレバーやウナギ、ぶり、納豆などがあります。
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チロシナーゼを制して美白!

メラニンを作らせない
リコピン現在販売されている美白化粧品のほとんどが、〝チロシナーゼの働きの抑制〟を持つ有効成分を配合しているものでしょう。
チロシナーゼはメラニンを合成する働きのある酵素の一種ですが、その働きを阻害する効果のある成分として代表的なのがアスタキサンチンやリコピンといった天然由来の色素成分です。アスタキサンチンは海産物や魚類に、リコピンはトマトに多く含まれています。