様々な効果を持つアルブチン
アルブチンが含まれるものとして一般的に挙げられるものがサンタベリ―、梨、ウワウルシ(クマコケモモ)、マッシュルームなどです。
美白×免疫力強化には・・・マッシュルーム!
上記の食べ物のなかで、生活習慣病に対しても効果を発揮するのがマッシュルームです。美白効果のあるアルブチンのほかに、ベータグルカンと呼ばれる多糖体を含有しています。
このベータグルカンは体の免疫を司るNK細胞やマクロファージなどの免疫細胞を強化する成分であることから、風邪やインフルエンザにかかりにくくする、ガンなどの悪性腫瘍の増殖を防ぐなどの効果があると考えられています。(マクロファージ細胞は死んだ細胞や、有害な細菌、ウイルスなどを捕食する白血球の一種です。NK細胞はガン細胞やウイルスに感染した細胞などに死滅を促す役割をもつ重要な免疫細胞で、このNK細胞の働きによってガン発症を防ぐ効果があるとされています。)
美白+疲労回復には・・・梨!
梨はβアルブチンを豊富に含む果物の代表ですが、βアルブチンによる美白効果の他に、天然の有機酸、アスパラギン酸を豊富に含んでいることが特徴です。
アスパラギン酸は肌細胞の機能を高めるのに必要となるカルシウムやマグネシウムを届ける働きのあるアミノ酸であるため、この作用によって肌細胞の機能を強化し、紫外線などの外的ダメージに負けない肌を作るのにも効果があります。
さらに、細胞内の乳酸をエネルギーとして代謝する働きがあることから疲労回復の効果が高いとされています。秋口から店頭に並ぶ梨はまさに夏の紫外線ダメージ、疲労を解消するのに最適なフルーツです。
美白+空調による不調対策には・・・クマコケモモ!
βアルブチンの含有率の高いクマコケモモ(ウワウルシ)は漢方にも多く配合される植物(参考リンク)で、効能として〝膀胱炎の予防〟〝尿路殺菌作用〟〝利尿作用〟などがあります。(アルブチンが体内で分解されてハイドロキノンに変化したことによる殺菌作用、膀胱の刺激作用によるもの)特に夏場はクーラーの冷えによって膀胱炎を発症しやすい季節でもあることから、クマコケモモを暖かいお茶として煎じて飲むことによって夏に起こりやすいからだの不調を予防するのにも有効です。(クマコケモモの購入リンク)
これから流行る?!美白+美容効果抜群のサンタベリー!
サンタベリーはサンタ帽のように赤いことからそのように呼ばれており、(わかさ生活によって商標登録されています→参考リンク)英語名としてはリンゴベリーと呼ばれています。
ブルーベリーを赤くしたような見た目が特徴で主に北欧に多く自生、栽培されるフルーツであることから、IKEAなどではジャムとして販売されています。(NEVERまとめ)
このサンタベリーには美白成分のβアルブチンの他、もう一つの美白成分であるレスベラトロール(抗酸化作用の強いポリフェノール)、アントシアニンやフェルラ酸といった美容効果の高い成分を多く含んでいることからミラクルフードとしての期待が高まっているフルーツです。