日焼け止め Q&A
- PA値は高ければ高いほど良い?
- 日焼け止めは、シーン別に選ぶことが大切です。
SPF値はUV-Bを、PA値はUV-Aをそれぞれ防ぐ効果があります。
確かに、SPFやPA値が高いものは、紫外線防止効果も高いのですが、その分肌への負担が大きいのも事実です。よほど紫外線に敏感でない限り、海や山等、強い日差しの中でのレジャーやスポーツをする際にはSPF50,PA++++といった強い日焼け止めで、しっかり紫外線から肌をガードすることが大切ですが、日常生活や屋外での軽い散歩等であれば、SFP30,PA+++でも十分です。 - SPF値が高いもの、汗をかかなければ塗り直さなくていいの?
- 塗り直さなければ効果は半減します。
たとえ汗をかかなくても、無意識に手で顔をこすってしまったり、洋服などに擦れてしまうことで、日焼け止めの層が薄くなっているということはよくあることです。そんなに化粧崩れしていないなぁという時でも、3時間おきに塗り直すことで、日焼け止めの高い効果を実感できます。
- 紫外線吸収剤と紫外線散乱剤。
紫外線カット効果が高いのはどっち? - 紫外線散乱剤
主に、紫外線吸収剤は液体に、紫外線散乱剤はパウダー状が多いといわれています。時間と共に効果が低くなる吸収材に比べ、散乱剤はその効果が高く、パウダー自体も光を反射するUVカット効果があるので、紫外線散乱剤のパウダーの方が紫外線カットの効果は高いといわれます。
- 重ね塗りは紫外線対策に効果あり?
- 多くの人が、適量より少ない量を使っているので、少ないよりはいいかと思いますが、重ねて幾重にも塗ったからと言って効果が倍増するわけではありません。
強い日差しで心配・・・という場合には、塗った後で数分程置き、肌に日焼け止めをなじませた後もう一度塗るというやり方がおススメです。 - 日焼け止めの塗り直し、基本は何時間おき?
- 基本は2~3時間おき
環境にもよりますが、一般的には3時間おきに塗り直すのが最も紫外線防止効果が高いといわれています。スプレータイプのものが手軽ですが、化粧をしている上から塗り直す場合は、いったん手のひらになじませてから、日焼け止めを手のひらで肌に優しく押し込むように塗っていきましょう
- 顔用とボディー用に違いはあるの?
- 顔用とボディー用では成分や質感に違いがあります。
顔には目の周りといったデリケートな部分もあります。そのため、顔用の日焼け止めには、配合できる防腐剤の上限量の制限があり、目にしみない原料が使われています。
- 去年使った残りの日焼け止めも効果はある?
- すでに開封してしまっている物はお勧めできません。
日焼け止めは紫外線に当たることで劣化しがちなので、日差しがあたる環境で保管場所も大切です。去年のもので紫外線防止効果がきちんと期待できるものは未開封で暗所で保管されていたものだけです。
- エイジング対策の日焼け止め対策は何歳から?
- 外にでる時間が増える年頃から刺激の弱いものを
紫外線は決して肌に良くはないので、早ければ早いほどいいですが、子供の場合は強い日焼け止めを塗るのはかえって肌に負担をかけてしまいNGです。また子供のうちは日焼け止めをきちんと落とさない場合もあるので、肌に負担が少なく、石鹸等で簡単に落とせる日焼け止めがお勧めです。
- 外出せず、パソコンを見てるだけでも日焼け止めは必要?
- 必要です。
基本的には家の中にも紫外線が入ってきますが、それ以外でもパソコンからでるブルーライトも肌をくすませる原因になるということが最近分かってきました。ブルーライト焼けを防ぐためにも、家の中にいる時も基本は日焼け止めを塗りましょう
- 日焼け止めは夕方何時位まで必要?
- 基本は日没まで紫外線は降り注ぎます。
よく夕方5時までという話も聞きますが、太陽が地平線に沈むまでは、その量は少なくても紫外線は降り注いでいます。そのため、日没までは日焼け止めを塗っていた方が良いといわれます。
夕日を見ながらの露天風呂もいいですが、出来れば日焼け止めは日没後に落としましょう。